アンデルセン
「小サナル早附木売ノ娘」。デンマークの作家アンデルセンの「マッチ売りの少女」が、明治期に翻訳された時の題だという。古くから日本にもなじみ深いアンデルセンの生誕200年の記念展が、東京?大手町の逓信総合博物館で25日まで開かれている。
《小サナル早附木売ノ娘》。这是丹麦作家安徒生的《卖火柴的小女孩》,在明治时期被翻译成日语,所使用的题目标题。从很早以前就为日本所熟知的安徒生,其诞辰200周年的纪念展,将在东京·大手町的通信综合博物馆举行,展览至25日。
アンデルセンは、英国の作家ディケンズと交流があった。英国への招待を受けて送った手紙の複製がある。「私は今、あなたのところに向かって旅をしています……私はロンドンが好きではありませんし、2、3日以上は決してそこに留まらないでしょう……田舎の空気に触れたいと思います」
安徒生,曾与英国的作家狄更斯有着来往。纪念展上有一封他答复狄更斯邀请他前往英国旅行信件的复印件。“我现在,正往你那儿前去旅行……但我不喜欢伦敦,所以我肯定不会在那儿逗留2,3天以上吧……我想呼吸一下乡下的空气”。
筆まめだったというが、母親あての手紙は長くみつかっていなかった。最近、デンマーク王立図書館の研究員が発見した。記念展には、その複製も展示されている。「いつもと同じようなおたよりをいたします……最近の旅行記がやっと書き終わりました……お母さんはお元気ですか?……おたよりを楽しみにしています。僕は元気ですよ あなたのクリスチャンより」
虽说安徒生喜好动笔,但却有很长一段时间没发现他写给母亲的书信。最近,丹麦王立图书馆的研究员发现其中一封。纪念展上也展出了这封复印件。“我像往常那样给您写信……最近的游记终于写玩了……妈妈您还好吗?……期待着您的来信。我一切都好。您的克里斯上”。
これまで、アンデルセンの母親への感情は冷え切ったものといわれてきた。この26歳の時の手紙からは、母親を気遣う新しい一面がうかがえる。
一直以来,人们都认为安徒生对母亲的感情过于冷淡。从他这封26岁时所写的书信,可以窥见其对母亲挂念的另一面。
銀座の通りに出ると、救世軍の社会鍋が出ていた。クリスマスの歌が流れ、電飾をまとったツリーが並んでいる。
走到银座大街,就可以看到救世军的街头募捐箱。街上播放着圣诞歌,到处还装点着挂满灯饰的圣诞树。
ディケンズは「クリスマス?キャロル」を著し、アンデルセンは、大みそかの夜の「マッチ売りの少女」を書いた。19世紀の歳末をそれぞれに描いたふたりの会話を想像しながら、人の波に分け入った。
狄更斯著有《圣诞·颂歌》一书,安徒生,则著有除夕夜中《卖火柴的小女孩》。笔者一边想象着各自描写过19世纪岁末的二人的谈话,一边融入茫茫的人群中。